DIY 「駐輪場の壁を作る」
こんばんは だじです。
長くなった駐輪場についても今回が最後になります。
実際に柱を建てる作業とそれらの完成後をお見せしたいと思います。
柱を建てる作業工程
今回の壁は、高さ:2m 幅3.6mのなかなかの大きな壁となります。
柱を建てる作業工程は、こんな感じです。 😀
- 柱の位置を決める
- アンカー用の穴を空ける
- 水平の土台を作る
- 柱を建て、壁板をはめる
実は、「柱の水平を取る」というのが曲者で、駐車場のコンクリート部分は、必ず傾斜があります。
これは、雨水を流すために必要なものですが、柱を建てる時には注意が必要です。
この傾斜の上に柱を建てると、斜めに柱が立ってしまい、壁が斜めになります。
では、実際の作業風景を説明していきます。
駐輪場を作るための準備編については、過去記事を参照下さい。
柱の位置を決める
柱の位置を決める為に、柱受け金具を平行になるように置いていきます。
ここで位置決めするのにちょっと難しいことがあります。
通常ならば、柱の太さ・壁の長さの寸法から算出することが可能です。
このエコウッドは、柱用の木材と壁のようの木材が用意されています。
この柱の溝に壁の板をはめ込んでいくので、この柱の溝部分を考慮しないと、枠にはまらなくなる可能性があります。
寸法を正しく出したら次は柱の金具を設置していきます。
アンカー用の穴を空ける
寸法を出し終えたら、アンカー用の穴を空けます。
一つの金具で4つの穴があるので、全部で12箇所空けます。
一か所で大体2、3分かかってしまうので、なかなかの作業時間です・・・
これはコンクリートドリルを使って空けましたが、なかなかしんどいです 🙄
コンクリートアンカーに必要なドリル径が決まっています。
アンカーの仕様書に記載(下穴径)があり、今回はその専用のドリル径(10.5mm)を購入しました。(大体1500円くらい)
適切な大きさの穴を空けないと、仕様通りの強度が出なくなってしまいます。
水平な土台を作る
水平を作るのって結構大変ですよね・・・
コテをうまく使えればいいのですが、そんな腕もないし・・・
そこで今回使ったのが、水平コンクリート と呼ばれるものです。
先の作業で穴を空けた部分に、コンクリートアンカーを挿し込んでおきます。
そして、予め用意していた木枠をここに入れて、水平コンクリートを流し込みます。
この水平コンクリートを流し込むことで、コンクリートドリルで穴を空けたスキマにもコンクリートが入り込み強度がアップです!
※水平が取れたか心配な場合は、ある程度固まった所で、金具を置いて水平器で確認してもいいかも
ここで作業一日目は終了で、コンクリートが固まるのを待ちます。
柱を建て、壁板をはめる
コンクリートが固まるのを2、3日待ちます。(私は日曜大工なので、一週間置いてました)
コンクリートが固まったことを確認し、柱を建てます。
柱を建てたら、壁板をはめたくなりますよね!
しかし、まだ壁板をはめてはいけません。(私は壁板を先にはめて、苦労しました)
柱を固定していないと、ちょっとだけですが、動きます。
そのため、柱の上の方になってくると、壁板が溝に入りにくくなります。
最後に・・・
長く続いた駐輪場の壁の記事もいったんは終了です!
さて、気になるお値段と時間ですが・・・
品目 | 値段 |
エコウッド | 47,056 |
固定用金具 3個(合計費用) | 5,620 |
アンカー 3セット | 3,768 |
水平コンクリート | 2,256 |
コンクリートドリル(10.5mm) | 1,000くらい? |
59,700 |
合計で59,700円 作業時間は8時間です。
一番時間がかかる作業は、位置決めでした・・・
柱の固定金具同士が水平に並ぶように、差し金や木の棒を駆使して並べていました 🙄
もっといいやり方や道具があれば、2,3時間は短縮できたかもしれません。
一年後あたりに、経年劣化の具合についてもご紹介したいと思います!
記事が長くなったので、台風による影響についてはまた別途記事にしたいと思います。
※全然影響がなかったんですけどね!
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