二世帯トラブル02.薬箱事件(家事分担)
こんにちは だじです。
Web内覧会の途中ですが、私の同僚が二世帯を検討しているという話を聞いて、フラッシュバックしたトラブルを記事にしたいと思います。
私は「薬箱事件」と呼んでいます。
薬箱が切っ掛けで、喧嘩が始まるという端的にみると「そんなことで怒るか??」な状況でした。
当時の状況
二世帯での完全同居を始めており、いろいろな取り決めや暗黙の了解的なルールが定まりつつあるときでした。
特にもめそうな家事については、事前の取り決めも行いました。
この分担を決めるのは非常にスムーズでした。
それぞれの得意なことをやる
我が家は、幸いなことにそれぞれ家事の得意不得意が綺麗に分かれていました。
表にしてみるとよくわかると思いますが、嫁さんは料理が得意で、掃除は苦手(好きじゃない)。
ばあちゃんは、料理が嫌い(しかも苦手)で、掃除は好き という形でした。
嫁さん | ばあちゃん | |
料理 | ○ | × |
掃除 | △ | ○ |
洗濯 | △ | ○ |
料理全般は、嫁さんが担当としました。
1F部分や共用スペースは、ばあちゃんが掃除担当となり、2F部分は嫁さんが掃除担当となりました。
洗濯は、ばあちゃんが全般を担当しました。
※嫁さんが作った料理です。
積もっていくストレス
最初にストレスの予兆があったのは、嫁さんでした。
毎日の昼食、夕食を考えたり、料理するのがやはり大変だったようです。
特に精神的にきつかったのが、たまにされるメニューのリクエストでした。
「ばあちゃんは自分で作らないのに、リクエストだけするの!?」
私はこの話を聞いていましたが、具体的な解決策は見いだせずにいました。
私が、リクエストをやめろというのもやりすぎな気もするし、、、
ばあさんにもそれとなく意見を聞きましたが、ばあさんも別のストレスを抱えていました。
ばあちゃんも料理の負担が嫁さんに集中していることを理解していたようでした。
なので、気を使って嫁さんに、「手伝おうか?」と声をかけていたようです。
(勝手に手を出すとまずいと考えて、声をかけていたようです)
しかし、嫁さんも料理は自分の分担だから、自分でやらなければ! という使命感?があり、はたまた気を使って、「大丈夫です!」と答えていたようです。
断られることで、ばあさんも少なからずストレスを感じつつ、それに加えて嫁さんの関西弁をキツク感じていたようです。
せっかく聞いたのに、そんな風に断る!? といった感じです。
(以前の記事にも書きましたが、関西弁は慣れがいるようです)
という具合に、お互いに気を使いあって、ストレスを溜めていたようです。
薬箱事件
そして運命の日が来ました。
ばあちゃんが、じいさんの薬をしまうために薬箱を整理した時に嫁さんがよく使う薬を移動させたようでした。
嫁さんがそれについて、かなりきつい口調で文句を言っていると、ばあちゃんがそれに対して怒る という形です。
これは私やじいちゃんが目の前にいてもお構いなしに、嫁さんとばあちゃんで言い合いをしていました。
具体的には、
嫁:「なんでこんな位置に薬が移動してんのや!」、「これなら自分のところで管理したほうがマシや!」
ばあちゃん:「ごめんね。なるべく動かさないようにするね」
嫁:「なんでこんなところによく知らない薬があるんや」(この薬はじいちゃんの薬)
ばあちゃん:(ここで切れる)「私たちの薬はもう別で管理します!」「ごめんなさいね!!」
このシーンだけ切り取ってみると、嫁さんが明らかに悪いように見えます。
しかも、そのことでばあちゃんが、そんなに怒るか?? と思いませんか?
結局のところ、お互いに見えないところでストレスを溜めてしまっていた為に、ちょっとしたことが切っ掛けで爆発する ということなのだと思います。
やはり最後は・・・
いつもの流れで、最後は家族会議を行いました。
その結果、嫁さんとばあちゃんのストレスの原因するために、たまにばあちゃんがご飯を用意する。
じいちゃんと私も可能な限りご飯を作る という感じになりました。
不思議なもので、ばあちゃんがたまにご飯を作るようになったことで、嫁さんが洗濯を手伝ったり、ばあちゃんが買い出しにいったりと、お互いが助け合う流れができました。
ガチガチのルールではなく、お互いが助けいような形を見ていると 家族ってこういうことだな と感じました。
家族会議の後は、きまってご馳走を食べることにしています!
読んだよ というかたポチッとお知らせして下さるとうれしいです。
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